シグナルプレス|メールマガジン
配信日:
2026.7.25
Vol.
6
気使いの限界を回避するには
アウトプット疲れの対処策

こんにちは、アトリエシダーの中江です。
仕事の打ち合わせ、上司や部下との関係、あるいは家族や友人との時間、さらにSNSなどのオンライン空間でも、
現代社会を生きる私たちは、息をするように周りに「気を使って」生きています。
しかし、ふと我に返ると「どっと疲れて、心が空っぽになっている」と感じることはないでしょうか?
「気を使う」という行為は、その言葉のまま「自らの気」を消費していくことなので、そのエネルギーはだんだんと減っていきます。
そこで、この減った気を満たすために重要なのが「気がつく(気づき)」ということです。
宗教や伝統的な文化、あるいは心理学やビジネステクニックなど、あらゆる分野において「気づき」という体験は、人間が救われ、自らをアップデートするための重要な鍵として扱われてきました。
「気を使う」と「気づき」は、エネルギーのアウトプットとインプットの関係と言えます。
今回のコラムでは、この2つを上手く循環させるコツをご 紹介したいと思います。

情報発信と気使い
私は、クリエイティブサービスを生業としており、ご依頼者様の情報発信(アウトプット)をお手伝いしているので、業務上「気」を使っています。
ですので、自分自身のコンディションをキープするために、日頃から「インプット」をとても大切にしています。
例えば、
本、テレビ、インターネットなどからの情報収集はもちろん、街に出る際も、
「すごい行列ができている店があるな」
「この看板はすごくインパクトがあるな」
「あ、梅がもう咲いてるな」
といった具合に、常に外の世界からの「気づき」を自分の内側に蓄えています。
しかし仕事などが立て込み、視野が狭まってくると、結果として他人へ使う「気」が不足します。
そこで私は、状況に左右されない方法として「身近な人への着眼」をおこなっています。

いつもの会話を気づきの場にする方法
私は誰かと会話をするときに、
こんな「心のハッとする瞬間」を意識します。
「この人は調整力がすごいな」
「この人は決断力がすごいな」
「この人は情報活用力がすごいな」
といった具合に「この人は〇〇力がすごいな」と心の中でキャッチするようにしています。
お客様に限らず、協力会社様、友人、家族など、ある程度の時間を過ごした相手なら、私は全員の「〇〇力」をすでに発見しています。
そして、このバリエーションはまさに十人十色。
「調整力」と「瞬発力」といった具合に組み合わせたら、選択肢は無限に生まれ、同じ能力を持っている人はこの世界に一人としていません。
そして、この方法の本当に良いところは、その着眼点をそのまま相手に渡せる点です。
「〇〇さんの共感力って、本当にすごいですね」
そう伝えることで、相手の方は自分では思ってもみなかったストロングポイントを知ることができ、そこに「気のポジティブな循環」が生まれます。
このように目の前にいる人の良さに気づくことで、相手との関係が良好になると同時に、自分自身の「気」を満たすことができるのです。
皆さんも気使い(アウトプット)ばかりで気が枯れる前に、ぜひ身近な人の「〇〇力」に気づくことから始めてみてください。
きっと、自分にとっても相手にとっても、心地よいエネルギーの循環が始まるはずです。